サヨーテ Sayote
サヨーテ (sayote) はフィリピン料理で使われる野菜のひとつです。
フィリピンでは炒め物にしたり、スープに入れたりして食べます。
日本ではハヤトウリと呼ばれており、鹿児島や宮崎、高知などで多く作られています。
高知では英語のChayoteから「チャーテ」と呼ばれているそうです。
日本では漬物にすることが多いですが、炒めたり、ごまあえにしたりしてもおいしいです。
写真は緑色のハヤトウリですが、白色のハヤトウリもあります。
ハヤトウリは全国的にみるとスーパーで売っている野菜ではないですが、栽培している人はけっこういて、産直や道の駅に行くと売っていたりします。
ネットでも購入できるようです。
ブラジルでも「シュシュ」と呼ばれて、食べられているので、ブラジルショップでも売っていることがあります。
もし、畑がある、庭がある、広いベランダがあるなんて場合は、種から育てるとたくさん収穫できます。
最近では、家の前でハヤトウリを育てて、緑のカーテンにするという人もいるそうです。
ハヤトウリの種は、ハヤトウリの実の中にありますが、植えるときには実をそのまま土にうめます。そうすると、実から目が出て、茎がのびて、つるがのびて、葉が生い茂り、ハヤトウリの実がつきます。
植える実は、食用で売られているものでも大丈夫です。そのまま置いておくと、やがて芽が出てきます。
我が家では、何年も前に植えたハヤトウリの種(実)から、毎年のように多くのハヤトウリがなり、10月から11月にかけて収穫することができます。
我が家のハヤトウリの種は農業の専門店「農業屋」で春先に購入した3つがスタートでした。
次の年には、収穫したハヤトウリの実を追加で植え、どんどん増えていきました。
場所があれば育ててみるのも楽しいと思います。
【ネットではやとうりが購入できるところ】
〇食用として、ハヤトウリを買う場合
〇種として、ハヤトウリを買う場合
・タキイ種苗 種といえば、ここ!
・メルカリ 「ハヤトウリ」「はやとうり」で検索すると、販売されているものがいくつか見つかります。