パンデサル Pan de sal

フィリピンのパンと言えば、これ、パンデサル (Pan de sal) です。
パンデサルはスペイン語で「塩のパン」という意味ですが、塩パンではなく、少し甘いパンです。
フィリピンでは、朝ごはんに食べることが多いです。

今回は、ホームベーカリーを使って生地をつくります。

【12個分】
強力粉     300g
砂糖      30g
塩       小さじ1
牛乳      200cc
卵       1個
バター     20g(溶かしておく)
ドライイースト 小さじ1と1/2(大さじ1/2)
パン粉(細目) 20g

1 ドライイースト、パン粉以外の材料をホームベーカリーに入れます。ドライイーストはホームベーカリーの所定の位置に入れます。ドライイースト、パン生地のコースを選んでスタートを押します。

2 生地ができあがったら、打ち粉をしておいた台に取り出して、2つに切り分けます。

3 切り分けたものを細長くなるようにのばして、パン粉をまぶしながら6等分します。

4 ひとつずつまるめて形を作り、パン粉を表面につけて、天板に並べます。全部で12個作ります。

5 12個つくりおわったら、パンにふきんをかけて15分ほど置いておきます。

6 180度で予熱しておいたオーブンで15分から20分焼いたらできあがり(焼け具合を確認して、時間は調整してください)。

フィリピンに住んでいるとき、近所のベーカリーで買うパンデサルが大好きでした。チーズといっしょに食べると本当においしくて、何度も買っていました。

パンデサルのつくりかた、大きさややわらかさ、材料の割合はレシピやお店によってさまざま。今回作ったパンデサルは、少し甘めの食べやすいパンになりました。
家のオーブンで焼くと、下の方がなかなか焼けず、今回は20分焼いてみました。こんがり、よい色になりました。
お昼前につくって置いておいたら、家族に食べられて夜にはなくなっていました。ということは、おいしかったということですね。よかった~。