パンシット・カントン Pancit Canton
フィリピン料理の中には中国の影響を受けた料理がいくつもあります。
パンシット・カントンもそのひとつ。
パンシットと呼ばれる麺料理にはいろいろと種類がありますが、カントンは焼きそばくらいの麺を使った料理になります。
今回は市販の焼きそばを使ってつくるレシピです。
焼きそば 2袋(280g)
豚肉 100g
にんにく 1片
玉ねぎ 1/8個
エビ 4尾
さやえんどう 6個
にんじん 1/2本
キャベツ 80g程度
オイスターソース 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
パティス(ナンプラー) 大さじ1
油 少々
こしょう 少々
※パティス(ナンプラー)がない場合は、塩でも大丈夫。少しずつ入れて、ちょうどいい味にしてください。
1 にんにく、玉ねぎをみじん切りにします。キャベツ・豚肉は一口大に、にんじんは細長く切ります。さやえんどうはすじを取って下ゆでしておきます。エビは背わたをとって下ゆでし、殻をとります。
2 油を熱して、にんにく、玉ねぎを炒めます。香りが出てきたら豚肉を入れて炒めます。
3 豚肉に火が通ったら、野菜を加えます。少し水を加えると、焦がさずに野菜に火を通すことができます。野菜がしんなりしたら、麺を加えます。このときも少し水を加えると、麺がほぐれやすくなります。
4 麺がほぐれたら、エビ、オイスターソース、しょうゆ、パティス(ナンプラー)を加えます。こしょうを加えて、味をととのえたらできあがり。
今回は市販の焼きそばの麺を使ってパンシット・カントンをつくってみました。
フィリピンショップに行けば、カントンの麺(乾麺)が売っているのですが、我が家の近くにはフィリピンショップがなく、乾麺の値段も安くないので、焼きそばで代用してみました。
結果、簡単に、そして美味しくできました。ただし、フィリピンで食べたパンシット・カントンよりも麺固めかも。これは焼きそばの麺次第&調理の加減次第で、変わると思います。
今回はカラマンシー(フィリピンでよく料理にかける柑橘類)がなかったので残念でしたが、カラマンシーをかけて食べてもおいしいです。