ギナタアン・カラバーサ・アト・シータウ Ginataang Kalabasa at Sitaw

かぼちゃと十六ささげをココナッツミルクで煮た料理です。
我が家ではかぼちゃと一緒に鶏肉を煮ますが、エビを入れたり、豚肉を入れたりもします。
Ginataanは「ココナッツミルクを加えた」、kalabasaは「かぼちゃ」、sitawは「十六ささげ」という意味です。

かぼちゃ    150g
十六ささげまたはいんげん 50g
鶏肉      200g
ココナッツミルク 250ml
玉ねぎ     1/4個
にんにく    少々
しょうが    少々
パティス    大さじ1
塩・こしょう  少々

※十六ささげは愛知、岐阜などではよく栽培されています。なければ、いんげんでもOK。
※鶏肉は今回はもも肉を使いました。手羽元でも胸肉でもお好みで。鶏肉の代わりにエビや豚肉を入れてもいいです。

1 玉ねぎとにんにく、しょうが(チューブを使わない場合)をみじんぎりにします。かぼちゃ、鶏肉は一口大に、十六ささげ(いんげん)は4センチくらいの長さに切ります。

2 油を熱して、鶏肉を炒めます。少し火が通ったら、玉ねぎとにんにく、しょうがを加えて炒めます。

3 ココナッツミルクをいれて沸騰させます。沸騰したら火を弱めて5分ほど煮ます。

4 かぼちゃ、十六ささげを入れて、やわらかくなるまで煮ます。(かぼちゃ、十六ささげともに電子レンジで3分ほど加熱しておくと早いです)

5 パティス、塩、こしょうで味をととのえたらできあがり。

フィリピンにはココナッツミルクで煮込んだ料理がいくつかあります。
ココナッツミルクのことをフィリピンの言葉でgata(ガタ)といいます。ガタで煮込んだ料理をgata(ガタ)やginataan(ギナタアン)といいます(途中に入っているinと最後のanをとるとgataという言葉になりますね)。
フィリピンに住んでいるとき、よくガタと呼ばれる料理を食べていました。ココナッツミルクの香りがして、とてもおいしかったです。